
【資格取得!】~測量士補編~
こんにちは!
本日は【資格取得!】~○○編~をお送りします。
建設業で役立つ資格は、キャリアアップや転職に有利です。
例えば、以下のような資格がありますのでご紹介します!
☆国家資格・・・技術士、建築士、測量士、監理技術者など
☆建築士・・・1級建築士、2級建築士、木造建築士の3種類。
それぞれ設計や監理できる建物の規模が異なる。
1級建築士の合格率は例年10%程度と難易度が高い。
☆施工管理技士・・・建築施工管理技士、土木施工管理技士、
管工事施工管理技士など。
建築施工管理技士は工事全体を管理する資格で、建築分野では必須とされている。
☆その他・・・電気工事士、電気主任技術者、宅地建物取引士、
CAD利用技術者などの資格も建設業で役立つ。
このようにたくさん資格の種類がありますね🧐
これから建設業に関わる資格をランダムにお届けしていきます。
さて、今回は・・・!!
【資格取得!】~測量士補編~!🤓
引き続き過去問.comサイトからお届けします。
https://kakomonn.com/
出典元:過去問.com
測量士補試験の過去問と解説を令和7年度(2025年)〜平成27年度(2015年)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。測量士補試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
スマートフォンの場合は、「ホーム画面に追加」をすることでアプリとしても利用ができます。
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過去問.comより引用
では早速問題にいきましょう!
測量士補試験 令和6年度(2024年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
次の中から選べ。
ただし、円周率π=3.14とする。
なお、関数の値が必要な場合は、関数表を使用すること。
a 84°15′36″をラジアンに換算すると幾らか。
b 三角形ABCで辺AC=8.0m、∠BCA=70°、
∠ABC=30°としたとき、辺BCの長さは幾らか。
では本日はここまで!
また次回の【資格取得!】~○○編~をお楽しみに!
資格取得に向けて一緒に頑張りましょう\(^o^)/
我々、株式会社エスワイでは、
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ではまた明日😊
ここでの問題のポイントは、ラジアンや三角関数についての知識です。
まず、1ラジアンとは約57.3度になります。
180/3.14 ≒ 57.3°
1ラジアンはおよそ、57.3°となります。
次にこの問題の解き方ですが、度分秒の表記から10進法になおします。
(参考) 1’(1分)=1/60度
1″(1秒)=1/3600度
84°15′36″ = 84+(15/60)+(36/3600)
=84.26度
この84.26度をラジアンに直します。
84.23÷57.3≒1.47(ラジアン)
aは1.47ラジアンが答えとなります。
bの問題は正弦定理を使います。
三角形では、辺と対応する角度の比が同じになります。
これを利用して問題を解きます。
①正弦定理より
8/Sin30° = 辺BC/Sin(180°-70°-30°)
Sinの値は関数表より代入します。
Sin80°=0.98481
Sin30°=0.5
辺BC=(8xSin80°)/Sin30°
=(8x0.98481)/0.5
= 15.75696≒15.8
選択肢4. a:1.47ラジアン b:15.8m
解説の通り、a:1.47ラジアン、b:15.8mなので、
これが正解です。
まとめ
こういった三角関数を使った代入パターンの
問題もよく見られます。
正弦定理、余弦定理はしっかりと覚えましょう。
測量士補試験 令和6年度(2024年) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。
次の中から選べ。
ただし、DTMとは、等間隔の格子の代表点の標高を表したデータとする。
使われている。
できる。
この問題を解くには、まずはDTMを知る必要があります。
国土地理院の「航空レーザ測量データを用いた樹高等のデータ作成 1.樹高データの作り方」より引用してます。
DSM:樹木や構造部をを含む地物の表面データ
DTM:地表面データ
誤りです。
解説の通り、DTMは地表面データなので、構造物や樹木は含みません。
選択肢2. DTMでは、格子間隔が小さくなるほど詳細な地形を表現できる。
正しいです。
画像のピクセルを想像すると分かり易いと思います。
格子間隔が小さいほど、解像度があがり詳細に表現できます。
選択肢3. DTMは数値空中写真を正射変換し、正射投影画像を作成する
ときにも使われている。
正しいです。
正射投影画像(オルソ画像)作成時にはDTMを使用します。
選択肢4. DTMから2地点を直線で結んだ傾斜角を計算することができる。
正しいです。
DTMはXYZ等があるため、距離や傾斜角等も計算できます。
選択肢5. DTMを用いて水害による浸水範囲のシミュレーションを行う
ことができる。
正しいです。
DTMは地盤の高さをもっているため、
津波や水害の想定するシミュレーションに用いられています。
正解は選択肢1. でした。
近年は、三次元を扱う測量が普及してきたため、
基本となるDTM、DSMのような知識であったり、
三次元測量に関する出題も増えていますので、
しっかり対策しましょう。
測量士補試験 令和6年度(2024年) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
「地理院地図」の一部(縮尺を変更、一部を改変)である。
この図にある裁判所の経緯度で最も近いものを次の中から選べ。
ただし、表21に示す数値は、図の中にある税務署及び保健所の
経緯度を地理院地図で読み取った値である。
なお、関数の値が必要な場合は、関数表を使用すること。
この問題では、地形図の記号がわからないと問題が
解けないので、過去問を確認し、よく出題される地形図
だけでも覚えておくとよいでしょう。
まずは、下図のようにして考えます。
税務署から保健所の縦の距離(28mm)、横の距離(118mm)を
定規で測ります。
次に保健所から裁判所の縦の距離(14mm)、税務署から裁判所の
横の距離(68mm)をそれぞれ図ります。
裁判所から保健所の緯度、経度をそれぞれ計算します。
緯度=税務署-保健所=26°12′ 38″-26°12′ 24″=14″
経度=保健所-税務署=127°41′ 38″-127°40′ 35″=1′03″(63″)
最後に比の計算で裁判所までの緯度経度を求めます。
①緯度計算
保健所から税務署と保健所から裁判所の比
28mm:14mm=14″:X
28X=196
X=7
緯度 保健所から7″
26°12′ 24″+7″=26°12′ 31″
②経度計算(税務署から保健所と税務署から裁判所の比)
118mm:68mm=63″:X
118X=4284
X=36.30
(経度 税務署から36″)127°40′ 35″+36″=127°41′ 11″
正解は選択肢4.でした。
北緯26°12′31″ 東経127°41′11″
正解です。
解説の通りになります。
測量士補試験では、いかに解く時間を短縮するのかが重要です。
この問題では、選択肢1から選択肢5の緯度と経度共に選択肢が異なります。
そのため、緯度もしくは経度の片方のみを解くだけで解答が出るので、
時間短縮したい人は、1つだけをしっかり解くと後の問題で余裕ができます。