【資格取得】施工管理技士 「~建築施工管理技士編~」

【資格取得!】施工管理技士「~1級建築施工管理技士編~」

こんにちは!

本日は【資格取得!】施工管理技士「~1級建築施工管理技士編~」を
お送りします🤓
提供元:「過去問.com」
https://kakomonn.com/kenchikusekou1

では早速問題にいきましょう!

 

1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問6(午前 イ 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

内装材料に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。

①強化せっこうボードは、せっこうボードの芯に無機質繊維等を混入したもので、性能項目として
 耐衝撃性や耐火炎性等が規定されている。
②パーティクルボードは、木毛等の木質原料及びセメントを用いて圧縮成形した板で、屋根の下地材等
 に使用される。
③コルク床タイルは、天然コルク外皮を主原料として、必要に応じてウレタン樹脂等で加工した
 床タイルである。
④クッションフロアは、表面の透明ビニル層の下に印刷層、発泡ビニル層をもったビニル床シート
 である。

 

内装材料には、ボード・床材・塗料等が含まれます。

 
 
 
 
 
 

選択肢1. 強化せっこうボードは、せっこうボードの芯に無機質繊維等を混入したもので、
性能項目として耐衝撃性や耐火炎性等が規定されている。

正です。無機質繊維とはガラス繊維等のことです。

選択肢2. パーティクルボードは、木毛等の木質原料及びセメントを用いて圧縮成形した
板で、屋根の下地材等に使用される。
誤です。パーティクルボードは、木材などの小片を主とし、接着剤を用いて熱圧成形した板です。

選択肢3. コルク床タイルは、天然コルク外皮を主原料として、必要に応じてウレタン樹脂等で
加工した床タイルである。
正です。選択肢に記載のとおりです。

選択肢4. クッションフロアは、表面の透明ビニル層の下に印刷層、発泡ビニル層をもった
ビニル床シートである。
正です。選択肢に記載の通りで、1枚のシート状になっています。

正解は選択肢2.でした。

まとめ

シージング石膏ボード(両面に防水処理を施したもの)やケイ酸カルシウム板もよく出るので覚えておくとよいと思います。

 

 

1級建築施工管理技士試験 令和2年(2020年) 問19(午前 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

消火設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
①屋内消火栓設備は、建物の内部に設置し、人がノズルを手に持ち、火点に向けてノズルより
 注水を行い、冷却効果により消火するものである。
②閉鎖型ヘッドのスプリンクラー消火設備は、火災による煙を感知したスプリンクラーヘッドが
 自動的に開き、散水して消火するものである。
③泡消火設備は、特に低引火点の油類による火災の消火に適し、主として泡による窒息作用により
 消火するものである。
④連結散水設備は、散水ヘッドを消火活動が困難な場所に設置し、地上階の連結送水口を通じて
 消防車から送水して消火するものである。


スプリンクラーは、火災の熱によって自動的にヘッドから散水して消火を行う装置です。
煙感知は関係ありません。

1.正しいです。
3.正しいです。
4.正しいです。

地下街や建築物の地階に設置します。

答え(誤り)は 2 です。

 

 

1級建築施工管理技士試験 令和4年(2022年) 問2(午前 イ 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

伝熱に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
①熱放射は、電磁波による熱の移動現象で、真空中においても生じる。
②壁体の含湿率が増加すると、その壁体の熱伝導率は小さくなる。
③壁体の熱伝達抵抗と熱伝導抵抗の和の逆数を、熱貫流率という。
④物質の単位体積当たりの熱容量を、容積比熱という。

「熱」に関する問題と「音」に関する問題は毎年どちらかが出題される傾向にあります。
熱については、伝熱(熱の伝わり方)や熱量、建物の断熱性能について把握しておきましょう。
伝達と伝導など紛らわしい言葉も整理しておくと良いでしょう。
なお、出題率は「熱」に対して「音」が2倍のペースです。

 

選択肢1. 熱放射は、電磁波による熱の移動現象で、真空中においても生じる。

【〇】
熱の伝わり方(=伝熱)には伝導、対流、放射(輻射)の3パターンがあります。
このうち、熱放射(輻射)は電磁波による伝熱です。
身近なケースでは太陽熱があります。
太陽熱が地球に届くことを考えれば、真空中でも熱放射(輻射)が生じるていることが分かります。

選択肢2. 壁体の含湿率が増加すると、その壁体の熱伝導率は小さくなる。
【✕】
熱伝導は物質内部を熱エネルギーが伝わる現象を指します。
伝わり方(伝わる速さ)は物質により異なり、その伝わりやすさを熱伝導率で表します。
熱伝導率は数値が大きいほど熱が伝わりやすく、個体>液体>気体の順となります。
壁体の含湿率が増加すると熱伝導率はどうなるか?
空気(気体)のかわりに水分(液体)が増える=熱伝導率は大きくなる。
液体は気体より熱伝導率が大きいことが理由です。
(参考)ガラスに中空層を挟み込んだペアガラスは断熱・遮熱に優れています。

選択肢3. 壁体の熱伝達抵抗と熱伝導抵抗の和の逆数を、熱貫流率という。
【〇】
壁体の断面をイメージすると理解しやすいです。
夏場の外気は室内より高温です。
外気の熱が外壁面に伝わり(熱伝達)→壁の中を伝わり
(熱伝導)→内壁面から室内へ伝わります(熱伝達)。
この流れが熱貫流です。通り抜けているから貫流です。
抵抗は伝わりにくさですから、全体の伝わりにくさは個々の伝わりにくさの合計となります。
電流の直列回路と同じイメージです。
『熱貫流抵抗=熱伝達抵抗+熱伝導抵抗』で表します。
熱貫流率は熱貫流抵抗の逆数(=1/熱貫流抵抗)ですから、
熱貫流率=1/(熱伝達抵抗+熱伝導抵抗)となります。和の逆数です。


選択肢4. 物質の単位体積当たりの熱容量を、容積比熱という。
【〇】
・比熱は物質1gを1℃上昇させるのに必要な熱量です。
 単位質量当たりですから、通常の比熱は質量比熱を指します。
 比熱(質量比熱)は単位質量当りの熱容量です。
・容積比熱は単位容積(体積)当たりの比熱ですから、単位体積当たりの熱容量です。
(参考)容積比熱=比熱✖密度です。通常の比熱は質量比熱とも言えます。
壁材の断熱性能を表す用語として使われています。

正解は選択肢2.でした。

まとめ
覚える用語が多くて混乱しますが、生活上の身近なケースに置き換えて考えると良いでしょう。
熱問題は躯体の断熱に関する問題と捉えておきましょう。

では本日はここまで!
また次回の【資格取得!】施工管理技士「~1級建築施工管理技士編~」を
お楽しみに!
資格取得に向けて一緒に頑張りましょう\(^o^)/

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