【資格取得!】~○○編~

【資格取得!】~1級建築施工管理技士編~

こんにちは!

本日は【資格取得!】~○○編~をお送りします。

建設業で役立つ資格は、キャリアアップや転職に有利です。
例えば、以下のような資格がありますのでご紹介します!

国家資格・・・技術士、建築士、測量士、監理技術者など
建築士・・・1級建築士、2級建築士、木造建築士の3種類。
それぞれ設計や監理できる建物の規模が異なる。
1級建築士の合格率は例年10%程度と難易度が高い。
施工管理技士・・・建築施工管理技士、土木施工管理技士、
管工事施工管理技士など。
建築施工管理技士は工事全体を管理する資格で、建築分野では必須とされている。
その他・・・電気工事士、電気主任技術者、宅地建物取引士、
CAD利用技術者などの資格も建設業で役立つ。

このようにたくさん資格の種類がありますね🧐

ということで!
建設業に関わる資格をランダムにお届けしていきます。

今回は「~1級建築施工管理技士~」
引き続き過去問.comサイトからお届けします!
https://kakomonn.com/

1級建築施工管理技士試験の過去問と解説を令和7年(2025年)〜平成30年(2018年)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。1級建築施工管理技士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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また、過去問ドットコムはリンクフリーです。 YouTubeやブログ、SNS等で、過去問ドットコムのページを使って試験問題の解説等をしていただくことも問題ございません。 その際、出典元として過去問ドットコムのURLの記載をお願いします。

https://kenchikusekou1.kakomonn.com/
過去問.comより引用

では早速問題にいきましょう!

1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問3(午前 イ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋コンクリート構造に関する一般的な記述として、
最も不適当なものはどれか。

①柱の主筋はD13以上の異形鉄筋を4本以上とし、その断面積の和は
柱のコンクリート全断面積の0.8%以上とする。
②柱のせん断補強筋は直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋
とし、せん断補強筋比は0.2%以上とする。
③梁のせん断補強筋の間隔は、梁せいの1/2以下、かつ、250mm
以下とする。
④梁に孔径が梁せいの1/3の円形の貫通孔を2個設ける場合、
その中心間隔は両孔径の平均値の2倍以上とする。

 

鉄筋の頻出問題です。選択肢の数字をしっかり見て正誤判別を行いましょう。

 

選択肢1. 柱の主筋はD13以上の異形鉄筋を4本以上とし、
その断面積の和は柱のコンクリート全断面積の0.8%以上とする。

正です。”主筋”とは主に曲げ応力による引っ張り力を負担します。
柱主筋はコンクリート全断面積の0.8%以上必要です。

選択肢2. 柱のせん断補強筋は直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の
異形鉄筋とし、せん断補強筋比は0.2%以上とする。
正です。せん断補強筋は地震などによるせん断力に抵抗する鉄筋のことです。

選択肢3. 梁のせん断補強筋の間隔は、梁せいの1/2以下、かつ、
250mm以下とする。
正です。梁のせん断補強筋比は問題文のとおりです。
柱のせん断補強筋の間隔は、柱の上下端から柱の最大径の1.5倍または、
最小径2倍の大きい値の範囲内は@100以下、範囲外は@150まで大きく
できます。

選択肢4. 梁に孔径が梁せいの1/3の円形の貫通孔を2個設ける場合、
その中心間隔は両孔径の平均値の2倍以上とする。
梁に梁成の1/3の貫通孔を設ける場合、両孔径の3倍以上の中心間隔が
必要です。

 

 

正解は選択肢4. でした。

まとめ

特に梁貫通スリーブに関する問題は頻出です。
梁成の1/3の大きさ以下のスリーブという点もおさえておきましょう。

 

1級建築施工管理技士試験 令和5年(2023年) 問11(午前 イ 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート材料の特性に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

①減水剤は、コンクリートの耐凍害性を向上させることができる。
②流動化剤は、工事現場で添加することで、レディーミクストコンクリート
の流動性を増すことができる。
③早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートは、普通ポルトランド
セメントを用いた場合より硬化初期の水和発熱量が大きく、冬期の工事に
適している。
④高炉セメントB種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドセメントを
用いた場合より耐海水性や化学抵抗性が大きく、地下構造物に適している。

 

コンクリート材料の特性に関する記述の正誤判定を行います。

 

選択肢1. 減水剤は、コンクリートの耐凍害性を向上させることができる。

不適当です
減水剤は、セメント水の量を減らすことでコンクリートの流動性を向上
させる添加剤ですが、コンクリートの耐凍害性を低下させるという性質
があります。セメント水の量が減ると、コンクリート内部の空隙率が
大きくなり、凍結融解サイクルによるコンクリートの劣化が促進される
ためです。

選択肢2. 流動化剤は、工事現場で添加することで、レディーミクスト
コンクリートの流動性を増すことができる。
適当です
流動化剤は、セメント水の量を増やすことなくコンクリートの流動性を
向上させる添加剤であり、
コンクリートの耐凍害性に影響を与えません
むしろ、適切な流動化剤を使用することで、コンクリート内部の空隙率を
低減し、耐凍害性を向上させることができます。

選択肢3. 早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートは、
普通ポルトランドセメントを用いた場合より硬化初期の水和発熱量が
大きく、冬期の工事に適している。
適当です
早強ポルトランドセメントは、普通ポルトランドセメントよりも硬化初期の
水和発熱量が多く、冬期の工事に適しています。
これは、硬化初期の水和発熱量が多いことで、コンクリートが凍結する前に
ある程度強度を得ることができるためです。冬期は気温が低いため、
コンクリートの硬化が遅くなり、凍結による劣化のリスクが高くなります。
早強ポルトランドセメントを使用することで、このリスクを軽減すること
ができます。

選択肢4. 高炉セメントB種を用いたコンクリートは、普通ポルトランド
セメントを用いた場合より耐海水性や化学抵抗性が大きく、地下構造物
に適している。
適当です
高炉セメントB種は、普通ポルトランドセメントよりも耐海水性や化学
抵抗性に優れています。これは、高炉セメントB種に含まれるスラグが、
塩分や酸性・アルカリ性物質に対して抵抗性を持つためです。
高炉セメントB種は、港湾施設や橋梁などの海中構造物や、化学工場など
の腐食環境下で使用されるコンクリートに適しています。

正解は選択肢1.でした。

まとめ

コンクリート材料の特性を理解することは、適切なコンクリート材料を
選択し、施工を行うために重要です。

 

 

 

 

1級建築施工管理技士試験 令和4年(2022年) 問1(午前 イ 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

①必要換気量は、1時間当たりに必要な室内の空気を入れ替える量で
表される。
②温度差による自然換気は、冬期には中性帯より下部から外気が流入し、
上部から流出する。
③全熱交換器は、冷暖房を行う部屋で換気設備に用いると、換気による
熱損失や熱取得を軽減できる。
④室内の効率的な換気は、給気口から排気口に至る換気経路を短くする
ほうがよい。

 

換気に関する問題はほぼ毎年出される傾向にあります。
自然換気と機械換気の方法、必要換気量の計算基準、室内環境基準
などについて整理しておきましょう。
基準値などの数値の他は常識的な知識で理解できる分野です。

 

選択肢1. 必要換気量は、1時間当たりに必要な室内の空気を
入れ替える量で表される。

【〇】
必要換気量とは、室内の空気環境を良好に為に1時間当りに
必要とする外気との換気量です。
室内のCO2発生量を室内許容CO2濃度と外気CO2濃度の差で
除して計算します。
※必要換気量=CO2発生量/(許容濃度ー外気濃度)
(参考)静穏時の成人一人当りの必要換気量は30m3/時で
計算します。

選択肢2. 温度差による自然換気は、冬期には中性帯より下部から
外気が流入し、上部から流出する。
【〇】
実際の室内をイメージすると良く分かります。
・冬は暖房で室内温度が高いため(外が寒い)、外気は下から
入って上から出て行きます
・夏は冷房で室内温度が低いため(外が暑い)、外気は上から
入って下から出て行きます

選択肢3. 全熱交換器は、冷暖房を行う部屋で換気設備に用いると、
換気による熱損失や熱取得を軽減できる。
【〇】
全熱交換器は室内換気の際に、熱交換器(熱交換エレメント)を使って、
排気空気の熱エネルギー(温度+湿度)を外部からの新鮮な空気と交換
します。
室内の空気を排出しながら温度と湿度は室内へ戻す省エネシステムです。
(参考)全熱(熱エネルギー)=温度(潜熱)+湿度(顕熱)

選択肢4. 室内の効率的な換気は、給気口から排気口に至る換気経路を
短くするほうがよい。
【✕】
自然換気では、吸気口と排気口の高低差を大きくし、距離を長くするほど
効率的となります。
温度差による自然換気量は、高低差(垂直距離)の平方根に比例します。

 

正解は選択肢4.でした。

まとめ
換気問題対策の要点は次の通りです。
①自然換気(風力換気と重量換気)、機械換気(第1種、第2種、第3種)
の特徴を整理しておく。
②換気量、換気回数の計算方法を覚える。
③室内環境基準(汚染物質の許容濃度)を覚える。

 
 
 

では本日はここまで!
また次回の【資格取得!】~○○編~をお楽しみに!
資格取得に向けて一緒に頑張りましょう\(^o^)/

我々、株式会社エスワイでは、
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を理念に掲げ、私たちは日々『未来に価値を創っていこう』をテーマにし
モノ造りを行っています。

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