【資格取得!】~○○編~

【資格取得!】~一級建築士編~

こんにちは!

本日は【資格取得!】~○○編~をお送りします。

建設業で役立つ資格は、キャリアアップや転職に有利です。
例えば、以下のような資格がありますのでご紹介します!

国家資格・・・技術士、建築士、測量士、監理技術者など
建築士・・・1級建築士、2級建築士、木造建築士の3種類。
それぞれ設計や監理できる建物の規模が異なる。
1級建築士の合格率は例年10%程度と難易度が高い。
施工管理技士・・・建築施工管理技士、土木施工管理技士、
管工事施工管理技士など。
建築施工管理技士は工事全体を管理する資格で、建築分野では必須とされている。
その他・・・電気工事士、電気主任技術者、宅地建物取引士、
CAD利用技術者などの資格も建設業で役立つ。
このようにたくさん資格の種類がありますね🧐

これから建設業に関わる資格をランダムにお届けしていきます。

さて、今回は・・・!!
【資格取得!】~一級建築士編~!🤓
引き続き過去問.comサイトからお届けします。
https://kakomonn.com/

一級建築士試験の過去問と解説を令和6年(2024年)〜平成27年(2015年)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。一級建築士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
 スマートフォンの場合は、「ホーム画面に追加」をすることでアプリとしても利用ができます。
 過去問ドットコムは、企業に広告を出してもらうことで運営しているので、完全に無料で使用することができます。
また、過去問ドットコムはリンクフリーです。 YouTubeやブログ、SNS等で、過去問ドットコムのページを使って試験問題の解説等をしていただくことも問題ございません。 その際、出典元として過去問ドットコムのURLの記載をお願いします。

https://kakomonn.com/1kenchikushi
引用元:過去問.com

 
 

では早速問題にいきましょう!

一級建築士試験 令和3年(2021年) 問2(学科1(計画) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

海外の都市に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

①ミレトス(トルコ、紀元前5世紀頃)は、ヒッポダモスの計画による、城壁内全体に
格子状に直交道路網を敷設し、都市の中央部に行政・宗教・商業施設を、その南北に
住宅地を配した都市である。
②ローマのカンピドリオ広場(イタリア、16世紀)は、ミケランジェロの計画による、
台形状の広場とアプローチとしての大階段、三つのパラッツォを対称的に配置することで、
軸線を強調した、バロック的な広場計画の初期の事例である。
③レッチワース(イギリス、20世紀初頭)は、パトリック・ゲデスの「保存的外科手術」
という概念のもと、都市の歴史性を保存しながら再開発が行われた都市である。
④チャンディガール(インド、20世紀後半)は、ル・コルビュジエの都市計画理念に
基づく、格子状に分割した区域(ユニット)と7段階に機能分けした道路網からなる
都市である。

 

この問題は名称と説明文で覚えるのではなく、地名説明文の単語といったポイントで
覚えるのがオススメです。

 

選択肢1. ミレトス(トルコ、紀元前5世紀頃)は、ヒッポダモスの計画による、
城壁内全体に格子状に直交道路網を敷設し、都市の中央部に行政・宗教・商業施設
を、その南北に住宅地を配した都市である。

適当です。
ミレトスは現在でいうトルコに位置し、城壁内全体に格子状に直交道路網が敷設
されています。アジア最大級のローマ浴場古代劇場などの商業施設を、遺跡と
して今でも見ることができます。

選択肢2. ローマのカンピドリオ広場(イタリア、16世紀)は、ミケランジェロの
計画による、台形状の広場とアプローチとしての大階段、三つのパラッツォを対称的
に配置することで、軸線を強調した、バロック的な広場計画の初期の事例である。
適当です。
ローマのカンピドリオ広場はローマの七丘の1つであるカンピドリオの丘に位置する
広場です。
台形状の広場大階段3つのパラッツォが対称的に配置されている、
軸線を強調した広場です。

選択肢3. レッチワース(イギリス、20世紀初頭)は、パトリック・ゲデスの
「保存的外科手術」という概念のもと、都市の歴史性を保存しながら再開発が行わ
れた都市である。
不適当です。
レッチワースはロンドン郊外にある都市で、「明日の田園都市(E・ハワード)」が
提唱されてからパーカーとアンウィンの二人の建築家によって実現された
田園都市です。
問題文はインドにあるバローダという都市の説明です。

選択肢4. チャンディガール(インド、20世紀後半)は、ル・コルビュジエの都市計画
理念に基づく、格子状に分割した区域(ユニット)と7段階に機能分けした道路網から
なる都市である。
適当です。
チャンディガールはインドにあるル・コルビュジエの都市計画理念を実現した都市です。
格子状に分割した区域と広い幹線道路や自転車・歩行者専用道路など7つに機能分けした
道路
により構成されています。

正解は選択肢3.でした。

まとめ

覚えるべき事例は多岐にわたり、量も多いので、名称と説明文で覚えるだけではなく、
画像も合わせて覚えると記憶に残りやすいのでオススメです。

 

 

一級建築士試験 令和4年(2022年) 問6(学科1(計画) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物の環境振動及び光環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

①高層建築物に限らず、軽量化された建築物やアスペクト比(幅に対する高さの比)
の大きい塔状の建築物では、振動の問題が起こりやすい。
②建築物内の躯体を伝わる固体伝搬音の対策として、スラブの短辺方向のスパンを
小さくし、スラブを厚くすることが有効である。
③照明計画において、視対象面の明るさに「むら」があると視覚疲労につながるので、
作業領域の均斉度が低くならないようにする。
④タスク・アンビエント照明において、タスク照明の照度は、一般に、アンビエント
照度より低く設定することで、全般照明よりも省エネルギー化が図れる。

 

この問題は振動環境と光環境の融合問題です。
振動を抑制するための手法や照明計画をする上での照度の特徴を、よく理解する
必要があります。

 

選択肢1. 高層建築物に限らず、軽量化された建築物やアスペクト比(幅に対する高さの比)
の大きい塔状の建築物では、振動の問題が起こりやすい。

正しいです。
剛性の低い建物ほど振動しやすいため、軽量で剛性の低い木造や鉄骨造の建物は
振動問題が起こりやすいです。
また、アスペクト比が大きい建物も同様に、振動問題を起こしやすいです。

選択肢2. 建築物内の躯体を伝わる固体伝搬音の対策として、スラブの短辺方向の
スパンを小さくし、スラブを厚くすることが有効である。
正しいです。
固体伝搬音とは、衝撃を与えられて固体が振動し、空気中に放出される音のことです。
スラブの短辺方向のスパンを小さくし、スラブの厚みを厚くすることで、剛性を高め、
振動を抑制することが対策として有効です。

選択肢3. 照明計画において、視対象面の明るさに「むら」があると視覚疲労につながる
ので、作業領域の均斉度が低くならないようにする。
正しいです。
均斉度とは、照度分布の均一性を表す指標です。
明るさに「むら」があると視覚疲労につながるため、均斉度を高くし、照度を均一に
計画することが重要です。

選択肢4. タスク・アンビエント照明において、タスク照明の照度は、一般に、
アンビエント照度より低く設定することで、全般照明よりも省エネルギー化が図れる。
誤りです。
タスク・アンビエント照明は、タスク(作業)照明を明るくし、アンビエント(周囲)
の照度を下げることにより、全体の照度のバランスをとり、省エネルギー化を図る
手法です。

 

正解は選択肢4.でした。

 

 

 

一級建築士試験 令和6年(2024年) 問25(学科2(環境・設備) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

①廊下を避難するときの歩行速度は、一般に、平均照度の低下に伴い遅くなり、
1lx以下では顕著に遅くなる。
②フラッシュオーバーは、発生すると、一般に、酸素濃度が急激に低下する。
③火災室で発生した熱を伴った煙は、階段室に流入すると、一般に、1~2m/s
程度の速さで上昇する。
④建築物に使用するアカマツ、ケヤキ等の木材は、一般に、温度が上昇すると
可燃性ガスを発生し、260℃前後で引火しやすくなる。

 

この問題は建築物における防火・防災に関する問題です。

 

選択肢1. 廊下を避難するときの歩行速度は、一般に、平均照度の低下に伴い
遅くなり、1lx以下では顕著に遅くなる。

正しいです。
避難時の歩行速度は照度の低下に伴い遅くなります。照度0.1lx以上とする
ことが望ましいです。

選択肢2. フラッシュオーバーは、発生すると、一般に、酸素濃度が急激に低下する。
正しいです。
フラッシュオーバーが発生すると酸素濃度は急激に低下します。

選択肢3. 火災室で発生した熱を伴った煙は、階段室に流入すると、一般に、
1~2m/s程度の速さで上昇する。
誤りです。
煙の移動する速さ、流動速度については過去にも出題されています。
煙の流動速度は水平方向では0.5~1.0m/s、垂直方向では3.0~5.0m/sとなります。

選択肢4. 建築物に使用するアカマツ、ケヤキ等の木材は、一般に、温度が上昇する
と可燃性ガスを発生し、260℃前後で引火しやすくなる。
正しいです。
木材は260℃前後で引火しやすいです。
こちらも過去にも出題されています。約450°Cに達すると自然に発火することも
併せて覚えておくと良いでしょう。

 

正解は選択肢3.でした。

 

 

では本日はここまで!
また次回の【資格取得!】~○○編~をお楽しみに!
資格取得に向けて一緒に頑張りましょう\(^o^)/

我々、株式会社エスワイでは、
CREATE VALUE IN THE FUTURE ~お客様と共に未来を創造する~
を理念に掲げ、私たちは日々『未来に価値を創っていこう』をテーマにし
モノ造りを行っています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
エスワイのInstagramアカウント名【sy2019_official】です!
QRコードもこちらに貼っておきます☆

いいね💗コメント💬保存♪嬉しいです✨
フォローよろしくお願いします🥰
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ではまた明日😊

関連記事一覧