【資格取得!】施工管理技士「~土木施工管理技士編~」

【資格取得!】施工管理技士「~1級土木施工管理技士編~」

こんにちは!

本日は資格応援のコーナー👏
【資格取得!】施工管理技士「~1級土木施工管理技士編~」をお送りします。
出典元:「過去問.com」です。
https://kakomonn.com/1dobokusekou

早速いきましょう~!

1級土木施工管理技士試験 令和元年度 問4(選択問題 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

建設発生土を盛土材料として利用する場合の留意点に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
①セメント及びセメント系固化材を用いて土質改良を行う場合は、六価クロム溶出試験を実施し、
 六価クロム溶出量が土壌環境基準以下であることを確認する。
②自然由来の重金属などが基準を超え溶出する発生土は、盛土の底部に用いることにより、
 調査や対策を行うことなく利用することができる。
③ガラ混じり土は、土砂としてではなく全体を産業廃棄物として判断される可能性が高いため、
 都道府県などの環境部局などに相談して有効利用することが望ましい。
④泥土は、土質改良を行うことにより十分利用が可能であるが、建設汚泥に該当するものを利用
 する場合は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従った手続きが必要である。

 

 

 

 

 

1.適当。問題文の通りです。
2.誤り。
 自然由来であっても、溶出した際の環境への影響は甚大になり得るため、都道府県等の環境部局と
 協議を行い、環境への影響評価を行って適切な設計、施工をする必要があります。
3.適当。問題文の通りです。
4.適当。問題文の通りです。

正解は選択肢2でした。

1級土木施工管理技士試験 令和元年度 問5(選択問題 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

軟弱地盤対策工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
①緩速載荷工法は、構造物あるいは構造物に隣接する盛土などの荷重と同等又はそれ以上の
 盛土荷重を載荷したのち、盛土を取り除いて地盤の強度増加をはかる工法である。
②サンドマット工法は、地盤の表面に一定の厚さの砂を敷設することで、軟弱層の圧密のための
 上部排水の促進と施工機械のトラフィカビリティーの確保をはかる工法である。
③地下水位低下工法は、地盤中の地下水位を低下させ、それまで受けていた浮力に相当する荷重を
 下層の軟弱地盤に載荷して、圧密を促進するとともに地盤の強度増加をはかる工法である。
④荷重軽減工法は、土に比べて軽量な材料で盛土を施工することにより、地盤や構造物にかかる
 荷重を軽減し、全沈下量の低減、安定確保及び変形対策をはかる工法である。

 

 

 

 

 

 

1.誤り。問題文は「載荷重工法」の説明です。
「緩速載荷工法」は、直接的に軟弱地盤の改良を行わず、特別な施工機械・材料で処理を行わない代わりに、
  時間をかけてゆっくり盛土を行い地盤の強度増加を図る工法です。
2.適当。問題文の通りです。
3.適当。問題文の通りです。
4.適当。問題文の通りです。

正解は選択肢1でした。

 

1級土木施工管理技士試験 令和6年度 問30(問題A 3 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

地すべり防止工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
①アンカー工は、斜面から不動地盤にテンドン(鋼材等)を挿入し、基盤内に定着させた鋼材の
 引張強さを利用して斜面を安定化させる工法で、締付け効果を期待するものと引き止め効果を利用するものがある。
②アンカーの定着長は、地盤とグラウトとの間及びテンドン(鋼材等)とグラウトの間の付着長について比較を行い、
 それらのうち短いほうを採用する。
③杭工は、杭をすべり面を貫いて不動土塊まで挿入することによって、移動土塊の滑動力に対して直接抵抗する工法で、
 杭の根入れ部となる基盤が弱く、地盤反力が期待できない場所に用いられる。
④杭工に用いられる杭材は、鋼管杭、H型鋼杭、RC杭、PC杭等があり、杭の配列は地すべりの運動方向に対して
 概ね平行とし、杭の間隔は等間隔とする。

 

 

 

 

 

 

 

地すべり防止工には「抑制工」と「抑止工」があります。それぞれの特性が違いますのでしっかり把握しましょう。
設問は地すべり防止工の各工法に対するものです。

選択肢1. アンカー工は、斜面から不動地盤にテンドン(鋼材等)を挿入し、基盤内に定着させた鋼材の
引張強さを利用して斜面を安定化させる工法で、締付け効果を期待するものと引き止め効果を利用する
ものがある。
アンカー工法には、引張り材を地盤に定着させてプレストレスを与えることで得られる引張強さを利用
して法面の安定を図るグランドアンカー工法と、
小さい削孔に鋼材などの引張り材を挿入しこれを基盤と
定着させることで鋼材の引張り強さを利用して法面の安定を図るアースアンカー工法があります。適切です。

選択肢2. アンカーの定着長は、地盤とグラウトとの間及びテンドン(鋼材等)とグラウトの間の付着長について
比較を行い、それらのうち短いほうを採用する。
×アースアンカー工法はアンカーの引っ張り強さを利用して法面の安定を図る工法ですが、テンドンとグラウトの
付着長は長いほど引っ張りに対する抵抗力が大きくなります。
それらのうち短いほうを採用するは間違いです。不適切です。

選択肢3. 杭工は、杭をすべり面を貫いて不動土塊まで挿入することによって、移動土塊の滑動力に対して
直接抵抗する工法で、杭の根入れ部となる基盤が弱く、地盤反力が期待できない場所に用いられる。
×杭抑止工は地盤反力が期待できない場所に用いられますが、基盤が弱いと杭の反力が得られません。
基盤の弱い場所に用いられるは間違いです。不適切です。

選択肢4. 杭工に用いられる杭材は、鋼管杭、H型鋼杭、RC杭、PC杭等があり、杭の配列は地すべりの運動方向に
対して概ね平行とし、杭の間隔は等間隔とする。
×杭工に用いられる杭の配列は、地すべりの運動方向に対して概ね直角に等間隔に配置します。
設問の「地すべりの運動方向に対して概ね平行とし」は間違いです。不適切です。

正解は選択肢1でした。

まとめ
地すべり防止工は地すべりを防止する為に行う工事で、水を浸透させなくしたり、
地下水を汲み上げて地すべりの要因となるものを取り除く「抑制工」と、土留め擁壁や法面の土塊に
抵抗力を加えて地すべりを止める「抑止工」があります。
それぞれの工法の特性を把握しないと抑止効果の発揮が期待できませんので、各工法の特性を十分理解
することが大事です。

 

では本日はここまで!
また次回の【資格取得!】施工管理技士「~1級土木施工管理技士編~」を
お楽しみに!
資格取得に向けて一緒に頑張りましょう\(^o^)/

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